過払い金返還請求によって経営破綻してしまう貸金業者

過払い金返還請求によって経営破綻してしまう貸金業者

2010年に消費者金融の大手である武富士が経営破綻することになりました。その大きな要因となったのが本来債務者の支払う必要のなかった利息分である「過払い金」の返還請求だったというニュースは金融業界において非常に大きな衝撃を与えることとなりました。

 

これまで出資法と利息制限法の適用区分が曖昧だった時代には利息制限法を上回る利息が黙認されていたためその利率で融資を行う業者も多かったのですが改正貸金業規制法が成立してからは利息制限法を超える利息と言うのは過払い金として扱われることになったのです。

 

そして、過払い金を取り戻せるということを知った人々が一斉に返還請求を行ったため武富士は事業の継続が難しくなり経営破綻に追い込まれることになりました。この日本を代表する大手の貸金業者が経営破綻することになるとは誰も想像していなかったのではないでしょうか。

 

このことからも分かるように過払い金返還請求によって戻ってくる利息の金額と言うのは非常に莫大なものとなっているのです。一人一人の債務者の取り戻すことができた金額を見ても200万円や300万円といった額になってくるということは決して珍しくはありません。

 

そのため、過払い金返還請求をお考えの場合には融資を受けている貸金業者の経営が厳しくなってしまう前に手続きを行うということが大切です。貸金業者が倒産してしまった場合には払いすぎていた利息を取り戻すことができなくなってしまいますので十分注意するようにしてください。

 

また、倒産にまで至らなかったとしても経営が悪化してしまえばなかなか返金してもらえなかったり、返ってくる金額が減ってしまうことになってしまいます。いずれにしても手続きが遅れてしまえば損をしてしまうことになりますので早めに行動することが大切です。

 

ちなみに、過払い金返還請求というのは貸金業者に十分な支払能力があったとしても10年が経過してしまうと時効になり請求権を失うことになってしまいます。そのため、例え貸金業者の経営状態が良好だったとしても決して後回しにはしないようにしてください。

 

過払い金が発生しているという多重債務者の方はとても多く、返還請求を行う方の数が増えれば増えるほど遅れて請求した人は損をする可能性が高くなってしまいます。法律家に依頼すれば簡単に利息を取り戻すことはできますので早めの内に相談して手続きを行うようにしてください。

 

 

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