出資法と利息制限法の間に存在するグレーゾーン金利

出資法と利息制限法の間に存在するグレーゾーン金利

消費者金融などから融資を受ける際に必ず発生するのが利息ですがこの利息の上限金利を把握している方はどれくらいいるでしょうか。おそらく、正規の業者が提示している金利なのだから何の問題もないだろうと思って曖昧になっているという方も多いかもしれません。

 

しかし、実はこの利息の上限金利に関する知識がないために必要以上の利息を払い続けていたという方は決して少なくありません。この必要以上に払っていた利息は過払い金と呼ばれており、過払い金を取り戻すことによって残りの借金が大きく減ることもあったりします。

 

ではなぜ多くの方に過払い金が発生しているにもかかわらずそのことに気づかない人が多いのでしょうか。基本的に法定利息そのものを知らないという方も多いのですが、一番大きな原因となっているのがグレーゾーン金利と呼ばれる領域の存在ということになってきます。

 

これまで消費者金融などからお金を借りる際には出資法の上限金利と利息制限法の上限金利の間の利息を請求されることが多くありました。しかし、一般の人が貸金業者からお金を借りるという場合には利息制限法を上限とするべきとの判断が下されることになったのです。

 

そこで平成18年12月13日に参議院本会議において改正貸金業規制法が成立されることになりました。そして、この法律によってグレーゾーン金利が撤廃されることになったためにこれまで支払っていた利息制限法を超える利息分が過払い金とみなされることになったのです。

 

ちなみに、出資法の上限金利は29.2%で利息制限法の上限金利は元本が10万円未満の場合は20%、10万円以上100万円未満の場合は18%、100万円以上の場合には15%までとなっています。つまり、この2つの法定利息の間の利息分が過払い金となるわけです。

 

過払い金というのは返済期間の長い人ほど発生しているケースが多く、中には100万円以上ものお金が戻ってくる人もいたりします。そのため、グレーゾーン金利に当たる利息を支払い続けていたという場合には必ず弁護士などの法律家に相談することが大切です。

 

借金の返済を何年も続けているのに一向に終わりが見えないという方ほどこのグレーゾーン金利に苦しめられている可能性は高いと言えるでしょう。もし、そうであれば過払い金返還請求によって借金問題が簡単に解決できることもあるということをまずは理解するようにしてください。

 

 

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